キタムラ ユキノブ   YUKINOBU KITAMURA
  北村 行伸
   所属   データサイエンス学部 データサイエンス学科
   職種   教授
研究期間 1999/04~2001/03
研究課題 中国食糧需給の総合的研究-中国農業部農家パネル・データの利用を中心にして-
実施形態 科学研究費補助金
研究委託元等の名称 日本学術振興会
研究種目名 基盤研究(A)
課題番号 11691074
代表分担区分 連携研究者
連携研究者 辻井 博,安田 聖,松田 芳郎,大森 賢一,桂 瑛一
概要 中国農業部農村経済研究センターは過去13年間にわたって、中国全土をカバーする有意抽出による約2万戸の農家経済、農村経済、郷鎮企業の固定点調査を行ってきた。これだけの規模の個票データは世界にかつて存在せず、パネル化することによって中国の農業問題、農村問題、食糧問題の分析に極めて貴重なデータとなる。全データのうち20%の利用許可を獲得して、パネル化可能と思われる、1986年〜2000年の54村、約4000戸の農家経済データを日本へ移転した。日中合同で過去3年間にわたって、マッチング・プログラムの開発によってこれらのデータのパネル化を完成させた。完成したパネルデータを用いた計量経済学的分析、また同時に山東省、安徽省、黒龍江省、貴州省、湖南省、河南省の固定観察点農家へ対し行った臨地調査に基づき、中国の農業生産、消費、所得に関する農業経済分析を行った。特に、中国農家の所得分配、集団と農家の経営能力、経営耕地規模別農家分布、資金