ムラカミ タツヤ   TATSUYA MURAKAMI
  村上 達也
   所属   法学部 法学科
   職種   准教授
研究期間 2016/06~2021/03
研究課題 学校教育現場における無気力の規定因の解明:家庭環境と友人関係に着目した縦断的検討
実施形態 科学研究費補助金
研究委託元等の名称 日本学術振興会
研究種目名 新学術領域研究(研究領域提案型)
研究機関 同志社大学
代表分担区分 研究分担者
研究者・共同研究者 田中 あゆみ,村山 航,大谷 和大,榊 美知子,石井 僚,福住 紀明,石川 信一,鈴木 高志,村上 達也
概要 主に以下の4つの研究が進行中である。 研究1「無気力の規定因の多面的検討と親子間の影響の検討」日本能率協会総合研究所に登録する全国のモニターから,2017年3月時点での中学生とその親1,000組を無作為に抽出し,2017年3月および2018年3月に二回にわたる調査を実施した。第一回調査データ(N = 2,000)を用いて,学校現場での調査に使用するために必要な短縮版尺度を開発した。第二回調査データ(N = 1,408)を合わせ,無気力の規定因について,親子ペアを単位としたデータ分析中である。 研究2「学校教育現場における無気力の規定因の解明」小学5年生から中学3年生までを対象として,2017年から年に一度,4年間の縦断調査を実施する。北海道の小学校2校,岩手県の中学校1校,京都府の小・中学校13校,高知県の小・中学校16校に調査協力の承諾を得て,データ収集を開始した。 研究3 「学校教育現場における無気力に関する社会・生物的要因の検討」ある中高一貫校における中学1年生から高校2年生までの全生徒を対象とした縦断的測定を開始。通常の質問紙に加えて,(1)誰がどの人の友人であるといったような友人のネットワーク情報,(2)一部の生徒からは機能的磁気共鳴画像法によって静止時・課題時の脳活動のデータを収集している。 研究4「日常生活における無気力の生理心理学的縦断調査」生理反応として脈拍と心拍変動に注目。成人参加者4名を対象として,無気力に関する心理学的測度と,脈拍および心拍変動を,365日にわたりインテンシブに縦断的に測定した。
PermalinkURL https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PLANNED-16H06406/