キタムラ ユキノブ
YUKINOBU KITAMURA
北村 行伸 所属 データサイエンス学部 データサイエンス学科 職種 教授 |
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研究期間 | 2000/04~2002/03 |
研究課題 | 日本企業の海外直接投資が国内雇用に与える影響に関する分析〜時間の経過に伴なう波及効果の変化を中心に〜 |
実施形態 | 科学研究費補助金 |
研究委託元等の名称 | 日本学術振興会 |
研究種目名 | 基盤研究(B) |
課題番号 | 12430004 |
代表分担区分 | 研究分担者 |
連携研究者 | 樋口 美雄,阿部 正浩,新保 一成, |
概要 | 経済産業省『企業活動基本調査』における企業永久コードを使って、1992年から99年までの企業パネルデータを作成し、製造業、および機械産業における雇用成長率、実質付加価値成長率、労働生産性上昇率に関する推計式を推計して、海外直接投資が国内雇用に与える影響について分析した。本研究の特徴は、(1)調査期間中に倒産したり閉鎖したりした企業を含め、2段階ヘックマン・モデルによって、それらの効果を推計したこと、(2)その効果が、時間の経過とともにどのように変化するかを検討したこと、(3)海外子会社を製造と非製造、アジアと他の地域に分け、効果分析をしたこと、(4)国内雇用への影響を製造部門とそれ以外に分け、考察したところにある。その結果、(1)海外製造子会社の設立は、これを持たない企業に比べ、短期的には国内雇用を大きく削減する効果を持つが、付加価値の高い製品に転換し、競争力を向上させることにより削減効果が逓減し、5年が経過したころか |