キタムラ ユキノブ
YUKINOBU KITAMURA
北村 行伸 所属 データサイエンス学部 データサイエンス学科 職種 教授 |
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研究期間 | 2001/04~2002/03 |
研究課題 | アジア諸国の産業・貿易構造と経済成長:アジア長期経済統計に基づく実証研究 |
実施形態 | 科学研究費補助金 |
研究委託元等の名称 | 日本学術振興会 |
研究種目名 | 基盤研究(C) |
課題番号 | 13630003 |
代表分担区分 | 研究分担者 |
連携研究者 | 深尾 京司,園部 哲史,宮川 努, |
概要 | 本研究の主な成果は以下の3つに大別できよう。1.アジア諸国に関する産業・貿易データの収集と実証研究。深尾はアジア経済研究所の協力を得て、アジアの十数カ国について1962年前後から直近までについてSITC改訂第1版3桁分類による輸出入データを整理した。このデータと日本の工業統計表データを接合し、アジア諸国の貿易に体化された生産要素を算出し、経済発展と貿易パターンの関係を分析した(清田・深尾 近刊、深尾 2003年参照)。宮川は収集した賃金率、産業別労働生産性、産業別エネルギー投入等のデータを利用して中国・韓国・日本・米国について吉川の方法により産業別均衡為替レートを算出し、アジア通貨危機直前には韓国ウォンが割高であったこと、日本の競争力の源泉はエネルギーをはじめとする中間財投入の効率性にあること、等の結果を得た(宮川 2003年)。2.日本の産業生産性に関するデータベース作成と分析。宮川・深尾・北村は他の研究協力者とともに1970年か |