オガワ ユキコ
YUKIKO OGAWA
小川 祐喜子 所属 文学部 社会学科 職種 講師 |
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研究期間 | 2012/04~2016/03 |
研究課題 | 犯罪報道における問題の顕在化と受け手の報道評価に関する実証的研究 |
実施形態 | 科学研究費補助金 |
研究委託元等の名称 | 日本学術振興会 |
研究種目名 | 基盤研究(C) |
研究機関 | 東洋大学 |
代表分担区分 | 連携研究者 |
研究者・共同研究者 | 大谷 奈緒子,薬師寺 克行,島崎 哲彦,戸高 由美,小川 祐喜子,川上 孝之,川島 安博,伊達 康博,福田 朋実,松本 憲始,柳瀬 公,赤尾 光史 |
概要 | 本研究は、送り手と受け手の双方の視座から犯罪報道の問題点を指摘し、その解決策を探ることを目的としており、2つのアプローチを採用した。ひとつは、マス・メディアの犯罪報道の実際を把握するものである。もうひとつは、受け手の報道に対する評価や意見を把握するものである。研究の結果、マス・メディアの自主規制等による報道内容の改善は確認できるものの、未だに被疑者、被害者の個人情報やプライバシーが公表される傾向にあり、その傾向は被害者において特に顕著である。人びとはマス・メディアの影響力を認めつつも、「中立・公平」「個人情報・プライバシーの配慮」に欠ける報道を行っているという認識であることが明らかとなった。 |
PermalinkURL | https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-24530658/24530658seika.pdf |