アライ トシタミ   TOSHITAMI ARAI
  新井 利民
   所属   社会福祉学部 社会福祉学科
   職種   教授
研究期間 2004~2005
研究課題 基幹型在宅介護支援センターにおける地域ケア会議の機能と運営方法に関する研究
実施形態 科学研究費補助金
研究委託元等の名称 日本学術振興会
研究種目名 若手研究(B)
科研費研究課題番号 16730289
キーワード 在宅介護支援センター / 地域ケア会議 / 会議運営方法 / 専門職連携 / 専門機関連携 / インタープロフェッショナル・ワーク / インタープロフェッショナル・エデュケーション / インタープロフェッショナルワーク / 多職種連携
代表分担区分 研究代表者
代表者 新井 利民
概要 複数の地域の基幹型在宅介護支援センターにて、地域ケア会議の参与観察と議事録の収集、及び議事内容の録音データ、地域ケア会議構成メンバーへ聞き取りデータの収集・分析を行った。その結果、地域ケア会議の機能として、(1)研修機能、(2)行政のアカウンタビリティ確保、(3)名刺交換会的機能、(4)サービス事業者の情報交換機能、(5)ケース検討・サービス調整機能、(6)実践上の葛藤などの分かち合い機能、(7)サービス給付決定機能などが抽出できた。これらの機能は、全てのケア会議に共通するものではない。機能(7)に終始し本来の意味での地域ケアを支え、方針を定める会議とはなっていないものもあった。また司会者の進め方、構成メンバーの会議の捉え方、資料の提示の仕方などによっても、会議の性格が異なる事が示唆された。このような地域ケア会議を、専門職同士が連携する具体的な場面ととらえ、わが国のソーシャルワーク教育においてその専門職連携教育がどのよう
PermalinkURL http://kaken.nii.ac.jp/d/p/16730289.ja.html