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            ムラカミ タツヤ
            TATSUYA MURAKAMI
 村上 達也 所属 法学部 法学科 職種 准教授  | 
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| 言語種別 | 日本語 | 
| 発行・発表の年月 | 2020/09/30 | 
| 形態種別 | 学術雑誌 | 
| 査読 | 査読あり | 
| 標題 | 小学生における特性感謝と抑うつの関連 | 
| 執筆形態 | 共著 | 
| 掲載誌名 | 教育心理学研究 | 
| 掲載区分 | 国内 | 
| 出版社・発行元 | 一般社団法人 日本教育心理学会 | 
| 巻・号・頁 | 68(3),311-321頁 | 
| 著者・共著者 | 藤原 健志,村上 達也 | 
| 概要 | <p> 本研究の目的は,小学生を対象として,抑うつに関連する認知と抑うつ症状,そして特性感謝の関連について,短期縦断デザインを用いて検討することであった。小学4年生から6年生598名に対し,対人的感謝と抑うつスキーマ,そして抑うつ症状に関する質問紙調査を2回行った。構造方程式モデリングを用い,交差遅延モデルについて,学年間の多母集団分析を行った。その結果,小学4年生においては抑うつスキーマよりも特性感謝の方がその後の抑うつ症状と強く関連していた。一方小学6年生になると特性感謝よりも抑うつスキーマの方が,その後の抑うつ症状を強く予測することが明らかとなった。抑うつ症状に与えるポジティブ要因とネガティブ要因の影響について考察された。また,抑うつスキーマと抑うつ症状の関連では,抑うつ症状がその後の抑うつスキーマを高めることが明らかとなり,児童期における抑うつ症状形成のメカニズムについても考察された。</p> | 
| DOI | 10.5926/jjep.68.311 | 
| ISSN | 0021-5015/2186-3075 | 
| NAID | 130007987445 | 
| PermalinkURL | https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjep/68/3/68_311/_pdf |