ムラカミ タツヤ
TATSUYA MURAKAMI
村上 達也 所属 法学部 法学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2014/09 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
標題 | 小学生における対人的感謝尺度の作成 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 教育心理学研究 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 一般社団法人 日本教育心理学会 |
巻・号・頁 | 62(3),187-196頁 |
著者・共著者 | 藤原 健志,村上 達也,西村 多久磨,濱口 佳和,櫻井 茂男 |
概要 | 本研究の目的は, 小学生を対象とした対人的感謝尺度を開発し, その信頼性と妥当性を検討することであった。小学4年生から6年生までの1,068名を対象とし, 対人的感謝, ポジティブ感情, ネガティブ感情, 共感性, 自己価値, 友人関係認知, 攻撃性を含む質問紙調査を実施した。主成分分析と確認的因子分析の結果, 1因子8項目から成る対人的感謝尺度が構成された。対人的感謝尺度は高いα係数を示し, 十分な内的一貫性が認められた。また, 対人的感謝尺度は当初の想定通り, ポジティブ感情や共感性, 友人関係の良好さと正の関連を, 攻撃性と負の関連を有していた。以上より, 対人的感謝尺度の併存的妥当性が確認された。さらに, 尺度得点については, 男女差が認められ, 女子の得点が男子の得点よりも有意に高かった。最後に, 本尺度の利用可能性について考察されるとともに, 今後の感謝研究に関して議論された。 |
DOI | 10.5926/jjep.62.187 |
ISSN | 0021-5015 |
NAID | 130005130107 |
PermalinkURL | http://id.ndl.go.jp/bib/025935437 |