ハラダ ユタカ
YUTAKA HARADA
原田 豊 所属 データサイエンス学部 データサイエンス学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2007/10 |
形態種別 | 学術雑誌 |
標題 | 東京23区における空巣の認知件数の軌跡分析 (課題研究 犯罪・非行の量的・質的変化動向):セミパラメトリック混合ポアソンモデルによる検討 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 犯罪社会学研究 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 日本犯罪社会学会 |
巻・号・頁 | 32,27-44頁 |
著者・共著者 | 原田 豊 |
概要 | 本研究は,東京23区内で1996年から2005年までの10年間に発生した空巣の地理的分布の軌跡を,セミパラメトリックな混合ポアソンモデルによって検討するものである.データは,警視庁に認知された空巣の公式記録である.これらの事件記録はアドレスジオコーディングによってディジタル地図上にマッピングされ,ついで3.133の町丁目ごとの犯罪の計数データセットにまとめられた.SASの軌跡分析プロシジャであるProc Trajがこのデータセットに適用され,従属変数の確率分布としてはゼロ強調ポアソン分布が,軌跡の形状としては2次曲線が想定された.主たる知見は以下のとおりである.1.BIC (Bayesian Information Criteria)による逐次的なモデルの適合度の検討により,16の軌跡グループが検出される.2.これらの軌跡グループの多くは,2001年前後をピークとする逆U字型の形を示すが,一部に,10年間にわたる減少傾向や増加傾向を示す軌跡グループも見られる.3.軌跡グループのうち3つは,とくに高いピーク時の犯罪水準と |
ISSN | 0386460X |
NAID | 110006439500 |
PermalinkURL | http://ci.nii.ac.jp/naid/110006439500 |