ナガタ タカヒデ
TAKAHIDE NAGATA
永田 高英 所属 法学部 法学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2010/01 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
標題 | 国際司法裁判所の勧告的意見における司法積極主義と東部カレリア原則--「現存する紛争」への対応-- |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 国際法外交雑誌 |
巻・号・頁 | 107(4),42-68頁 |
概要 | 国際司法裁判所は、国連機関から勧告的意見の付与を要請された主題が国家間で係争中の紛争に密接に関連する場合、当該紛争当事国の主権との関係で、また、係争事件との峻別を図るうえで、困難な状況に直面する。しかしながら、同裁判所の判例は、紛争要素を軽視し、この点で司法積極主義的な傾向を示しているようにみえる。本稿では、この問題に関する古典的な先例である東部カレリア事件で示された基準(東部カレリア原則)の、今日の文脈における適用を試みる。 |