マスダ クミコ
KUMIKO MASUDA
増田 久美子 所属 文学部 文学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2011/03 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
標題 | ボーディングアウトする女、家庭にしがみつく男──(反)ボーディングハウス小説におけるセアラ・J・ヘイルのドメスティック・イデオロギー |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | アメリカ研究 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | アメリカ学会 |
巻・号・頁 | 45 |
概要 | 1846年に発表されたセアラ・ヘイル『ボーディングアウト』は従来、典型的なボーディングハウス批判の小説として読まれてきた。だが本論文は「女性の領域」とされてきた家庭に男性が執着することの必然性や、男性の領域とされていた政治思想上の論争に女性が参入することの可能性を追究することにより、アンテベラム期アメリカの中流階級文化における性差領域の交差性を考察している。 |