ササハラ マサキ   MASAKI SASAHARA
  佐々原 正樹
   所属   社会福祉学部 子ども教育福祉学科
   職種   教授
発表年月日 2013/05
発表テーマ 文学教材の特質と認知的/社会的過程とを関連づけた文学教材の授業Ⅰ〜「ごんきづね」を事例として
会議名 全国大学国語教育学会 第124回弘前大会 自由研究発表
主催者 全国大学国語教育学会
学会区分 全国学会
発表形式 口頭(一般)
単独共同区分 単独
開催地名 弘前大学
概要 本研究は,個人の「読み」の「解釈の偏り」が形成されるしくみを明らかにし,「解釈の偏り」生かした文学教材の「読み」の授業を構想することであった。その結果,1)教材の特質と人の情報処理のくせが結び付き,「関心・信念」(認知的枠組み)を形成する。その「関心・信念」によってコンテクスト知識が選択されるため,解釈の偏りが形成されること,2)「解釈の偏り」を生かす授業には,「解釈過程の交流」(「引用」方略も含む)が有効であること,が示された。