(最終更新日:2024-06-18 15:28:41)
  シタオカ ヨリナオ   YORINAO SHITAOKA
  下岡 順直
   所属   地球環境科学部 環境システム学科
   職種   准教授
■ 現在の専門分野
キーワード:考古理学・古文化財科学、年代測定、旧石器時代、被熱温度推定、第四紀テフラ、環境教育 
■ 論文
1. 論文  ネパール中部小ヒマラヤ帯に発達する高位地形面に関する光ルミネッセンス(OSL)年代測定 地球環境研究  (共著) 2024
2. 論文  光ルミネッセンス法を用いた縄文土器の被熱温度推定に関する試み 地球環境研究  (共著) 2024
3. 論文  近江坂本城跡出土瓦のルミネッセンス法による被熱履歴分析   (単著) 2023
4. 論文  光ルミネッセンス特性とX線回折を用いた焼成考古遺物の被熱温度推定の試み 地球環境研究 25,15-22頁 (共著) 2023
5. 論文  長野県香坂山遺跡における姶良Tn火山灰層上位の石刃石器群 日本考古学 (57),103-114頁 (共著) 2023
6. 論文  萩平遺跡A地点隣接地で検出された礫群の焼石に関する年代学的検討 萩平遺跡の発掘記録−A地点・A地点隣接地の2021年度発掘調査−  (共著) 2023
7. 論文  北八ヶ岳横岳火山を起源とする八ヶ岳新期第4テフラ(Yt-Pm4)の噴出年代 第四紀研究 62,159-163頁 (共著) 2023
8. 論文  本郷満行原遺跡出土瓦片の熱ルミネッセンス年代測定法を利用した相対的な新旧判定   (単著) 2023
9. 論文  New chronometric dating of Indian Middle/Upper Palaeolithic Sites at Jwalapuram, Andhra Pradesh, Southern India Journal of Archaeological Studies in India 2(2),pp.101-113 (共著) 2022/12/27
10. 論文  Tell umm al-Aqaribの三日月型砂丘のルミネッセンス年代測定と風向風速解析:古代メソポタミア都市遺跡を呑み込む砂丘列の移動を解明する   (共著) 2022
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■ 著書・その他
1. 著書  環境のサイエンスを学ぼう−正しい実験・実習を行うために  12-13,18-19,48-49頁 (共著) 2016
2. 著書  『吉備塚古墳の調査』奈良教育大学文化財コース編  4-6頁 (共著) 2006
3. その他 Gina L. BARNES and SODA Tsutomu 編著「TephroArchaeology in the North Pacific」(書評) 文化財科学 79,51-52頁 (単著) 2019
4. その他 是永 淳 著「絵でわかるプレートテクトニクス−地球進化の謎に挑む−」(書評) 地学教育 (67),23-24頁 (共著) 2014
5. その他 フィールド調査では健康第一が失敗しないための第一歩 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所広報誌『FIELD+』 (10),18-19頁 (単著) 2013
6. その他 光ルミネッセンス法で解き明かす時間情報−古文化財科学(考古学)へのOSL年代測定法の利用− 月刊 光アライアンス2012年5月特集号「歴史を光で照らし出す」 (2012年5月),10-15頁 (単著) 2012
■ 学会発表
1. 2024 ルミネッセンス法による熱履歴分析:古地磁気法との比較研究レビューから(岡山理科大学フロンティア理工学研究所主催研究集会「地球電磁気学と考古学・人類学の連携による人類生息環境の変遷研究の展開」)
2. 2024 中国山地における後期旧石器時代前半期遺跡の年代学的検討―岡山県真庭市小林河原遺跡の発掘調査―(日本考古学協会第90回)
3. 2023 Late Quaternary climate changes and sedimentation in the Tigris-Euphrates watersheds: implication in the changing watercourses and early cities(Symposium: Cities and Urbanization in West Asia and Egypt -Shapes, Functions, and Ideology-)
4. 2023 Obsidian lithic artefacts from the Nishitomi site and their implications for the behaviours of microblade-making foragers in the late Upper Palaeolithic of southwestern Hokkaido(International Obsidian Conference(IOC)Engaru 2023)
5. 2023 The Assemblage and the Origin of the Oldest Blade Industry in the Japanese Archipelago:the excavation of the Kousakayama site, Central Japan(The 11th International Symposium of the Asian Paleolithic Association)
6. 2023 旧石器遺跡鍵層となる八ヶ岳新期第4テフラ(Yt-Pm4)の年代学的研究(日本旧石器学会第21回研究発表)
7. 2023 玄武岩質溶岩の熱ルミネッセンス年代測定:鬼箕単成火山について(国際火山噴火史情報研究集会EHAI 2022-2)
8. 2023 山形県南陽市北町低湿地発掘プロジェクト:2020-23年度合同発掘調査の中間的報告(日本考古学協会第89回総会)
9. 2023 焼岳火山,下堀沢溶岩の噴出年代の再検討(Japan Geoscience Union Meeting)
10. 2023 熱ルミネッセンス年代測定法を用いた新潟県内近世近代窯業址の操業時期解明に向けて(日本文化財科学会第40回記念大会)
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■ 受賞学術賞
1. 日本文化財科学会第6回奨励論文賞
2. 2012年度日本地学教育学会学術奨励賞優秀論文賞
3. 2013年度日本地学教育学会学術奨励賞教育実践優秀賞
■ 社会における活動
1. 2022 群馬県埋蔵文化財調査事業団(本郷満行原遺跡、年代推定分析)
2. 2022 公益財団法人 山形県埋蔵文化財センター(水林下遺跡、年代測定)
3. 2021 大津市教育委員会(坂本城跡、熱履歴分析)
4. 2020~2021 公益財団法人かながわ考古学財団(上粕屋・和田内遺跡、年代測定)
5. 2020~2021 富士宮市教育委員会(大鹿窪遺跡、年代測定)
6. 2020 六反ケ丸遺跡、年代測定および被熱分析
7. 2019 公益財団法人かながわ考古学財団(蓑毛小林遺跡、被熱温度推定)
8. 2019 山形県埋蔵文化財センター(羽黒神社西遺跡、被熱温度推定)
9. 2017~ 鳥取県埋蔵文化財センター(青谷上寺地遺跡、被熱温度推定)
10. 2016/11 「ブラタモリ #62別府温泉〜別府はなぜ日本一の温泉に?〜(2017年2月4日放送)」取材協力
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■ 講師・講演
1. 2023/12/08 「ひかり」で「とき」を探る−ルミネッセンス年代測定で時間旅行−
2. 2022/12/17 みんなで地球一周歩きましょう!
3. 2022/07/09 「ひかり」で「とき」を探る−ルミネッセンス年代測定で時間旅行−
4. 2021/12/18 火山が噴火でつくるガラスを観察しよう!
5. 2019/12/05 考古学研究のためのルミネッセンス年代測定
6. 2019/08/19 身の回りにある放射線を音で聞いて目で見てみよう
7. 2018/10/06 熱い!ドロドロのマグマをつくろう?
8. 2017/07/25 七輪で模擬マグマをつくって観察する
9. 2016/09/10 貝化石のレプリカ標本をつくろう!!
10. 2016/03/14 七輪でマグマをつくる
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■ 研究課題・受託研究・科研費
1. 2022~2026  高精度年代体系による東アジア新石器文化過程−地域文化の成立と相互関係−」 基盤研究(A) 
2. 2021  ルミネッセンス年代測定推進に関する研究 その他の補助金・助成金 
3. 2021~2023  光ルミネッセンス「温度計」の確立と高確度化による焼成考古遺構と遺物の被熱温度推定 基盤研究(C) 
4. 2019/06~2020/03  複数の地質温度計を用いて旧石器時代の加熱処理技術を探る その他の補助金・助成金 
5. 2019/04~2023/03  亜熱帯の高起伏衝突変動帯における地殻変動-気候変動-斜面変動関係史の解明 基盤研究(B) 
6. 2018/04~2023/03  古代西アジアをめぐる水と土と都市の相生・相克と都市鉱山の起源 新学術領域研究(研究領域提案型) 
7. 2018/04~2019/03  焼成考古試料のルミネッセンス被熱温度推定法の体系化と高精度化 機関内共同研究 
8. 2018/04~2022/04  東アジア新石器文化の実年代体系化による環境変動と生業・社会変化過程の解明 基盤研究(B) 
9. 2018  ルミネッセンス法を利用した年代測定の教育研究 その他の補助金・助成金 
10. 2018  放射線損傷を利用した年代測定の教育研究 その他の補助金・助成金 
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■ 学歴・取得学位
1. 奈良大学大学院 文学研究科 文化財史料学専攻 博士課程修了 博士(文学)
■ 所属学会
1. 1997/04~ 日本文化財科学会
2. 2003/10~ 日本旧石器学会
3. 2018~2022 ∟ 幹事(会誌委員)
4. 2008/05~ 日本考古学協会
5. 2006/08~ 日本第四紀学会
6. 2020/04~2023/07 ∟ 編集委員
7. 2014/04~ 日本アイソトープ協会
8. 2013/01~ 日本地球惑星科学連合
9. 2014/02~ 日本環境教育学会
10. 2010/11~ 関西環境教育学会(旧 日本環境教育学会関西支部)
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■ 主要授業科目
固体地球物質環境学(I期) 生物と大地の科学(I期、分担) 地圏環境学概論(II期、分担) 環境地質学(II期) 地学I(II期) 地圏環境学特論(大学院)